エピックウェイ代表アドバイザーの小池です。

本当はやりたいことがあるのに、できていない状況というのは、大まかに分けてみると以下の3つのパターンになるかと思います。

  1. やりたいことはあるが、できなさそう。だから、やっていない。
  2. やりたいことはあるが、周りからどう思われるかが怖い。だから、やっていない。
  3. やりたいことはあるが、そのやりたい気持ちを上回る面倒くささがある。だから、やっていない。

 

まず、『やりたいことはあるが、できなさそう。』というパターン。

「自分ならできる!」と思える感覚が低い状態です。※専門的な言葉で自己効力感が低いことを言うそうです。

この感覚がないと、自分のやりたいことがあってもモチベーションが上がりません。

モチベーションは「できる!」と思わなければ上がらないです。

行動することで「上手くいったから、何か良いことがあるかもしれない。」と思い、自ずとモチベーションは上がります。

自己効力感が低いときは「やっても上手くいかないから、疲れるだけだな」となってしまい、当然モチベーションは上がりません。

要するに、成功のイメージが湧かないのです。モチベーションが上がらないから行動もできません。

その結果、『やりたいことはあるが、できなさそう。だからやっていない。』という状況になってしまうのです。

 

2つ目は『やりたいことはあるが、周りからどう思われるかが怖い。』というパターン。

「自分には価値がある!」と思える感覚が低い状態です。※専門的な言葉で自己肯定感が低いことを言うそうです。

自己肯定感が低い状態では、自分の判断よりも周りの人の判断の方が優先度が高くなってしまいます。

なぜなら、「周りの人に認められない自分には価値がない!」と感じてしまうからです。

つまり、周りの人に否定されたくないという気持ちの方が強くなり、「やりたいことをやる」よりも「周りの人に否定されたくない」の方が勝ってしまうのです。

周りの人に否定されないことが最も重要なので、もし変に思われたら嫌だから行動力がなくなってしまうのです。

自己肯定感が低い状態になっている人が「やりたいことがないんです。」と言っている場合は、やりたいことに対して自己肯定感が下がっている状態なだけなのです。

その結果、『やりたいことはあるが、周りからどう思われるかが怖い。だからやっていない。』という状況になるのです。

 

3つ目は『やりたいことはあるが、そのやりたい気持ちを上回る面倒くささがある。』というパターン。

これは説明が必要ないかもしれませんが・・・

本当はやりたいことはあるけれど、面倒くさすぎるからやらない。

やりたいことをやるを、面倒くさいが上回る状態。

 

体力的な理由・心理的な理由・時間的な理由など様々な要素が絡み合うことで「面倒くさい」と気持ちが発生し、行動を起こすことの邪魔になる。

その結果、『やりたいことはあるが、そのやりたい気持ちを上回る面倒くささがある。だからやっていない。』という状況になるのです。

 

今やりたいことがあるのに、できていないからと言って、「なんて自分はダメなんだ・・・」と思う必要はありません。

ただ単にやりたいことを上回る障害が上回っているだけなのです。

その障害を取り除くことで、自ずとやりたいことは見つかって行動できるようになります。